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彼女の事情
この間の飲み会の話です。

最近メールや電話でのやり取りはしていたけど、会うのはかなり久しぶりだった彼女。
相変わらず小さくって細かった。
あの職場はハードだから、なかなか太れない。
その上、彼女にはもっと深刻な状況があった。

昨年、事故でお父さんが急に亡くなった。
それより以前からお母さんは糖尿病の上、認知症を患っていたそうだ。
彼女は離婚経験者で、実家に戻りお母さんの面倒も見ていたらしい。
糖尿病のための食事制限。
彼女はお母さんに付き合って家ではほとんど同じような食事だったらしい。
そりゃー太れないはずだ。
こっそり隠しておいたおやつなんかも、子供と同じような状態のお母さんはちゃんと見つけて食べてしまうことがあったとかで、家には一切余計な食べ物は置いとけなかったらしい。
お父さんが亡くなったことや妹2人は結婚で家を出てしまうことになったり、彼女の看病も限界が来てお母さんを施設に預ける決心をした。
インシュリンを打ったり、人工透析を受けたり・・・・・
仕事をやめでもしない限りこれ以上は彼女もムリ。
遠方に転勤になった彼氏のこともあり、妹達に自分の幸せを考えることを諭されたのだった。

堰を切ったように話す彼女を見ていて、泣けてきた。

普段は明るくって、一切そんな様子は見せなかった人だ。
どちらかと言うと天然入ってますねって感じの人だから。

きっと辛かったはず。

お母さんはもともと統合失調症でもあったらしく、親子関係も苦労があったらしい。
実はワタクシの実母もそうだった。
そういう人との生活は大変だ。
経験の無い人には想像付かないくらい・・・・・・

彼女が繰り返し言っていたお父さんのおかげで・・・・・お父さんがいたから・・・って言う言葉が耳に残っている。
キツイお父さんだったらしいけど、いいお父さんだったんだね。


彼女はこれから、遠くにいる彼氏のところに行く。
結婚できる保障も上手くいく保障も無い。
なぜならば、彼氏の親が反対しているから。
様子を聞く限りではちょっとマザコン入ってるっぽい。
ああ・・・・・・・・・・・
知ってるヤツだったら首絞めてでも、彼女を大事にしてやってくれと言い聞かせるのに。
彼氏の親からはお母さんの事でも言われたらしい。
親を見捨てるのか、と。
今までも十分良くやったと思うのに。
見捨てる訳でも無いし、行く前に考え付く限りのことをお母さんのためにきちんと片付けた彼女。
そこまで言うのだったら、言った人は手を貸してくれるのだろうか?
言うだけだったら誰でも出来る。
彼女は文句も言わずになかなか普通に出来ないことをやってきた人だと思う。
ワタクシは彼女に自分の思った事を伝えた。
そして、やっぱり、今度は自分の幸せを考えなよと言った。

何もしないで時間を見送っても後悔する。
失敗してもやり直しは出来るもんだ。


遠くに行って会えなくなるのは寂しいけど、どこにいても彼女の幸せを願ってる。
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【 2007/09/26 13:56 】

| 博蔵のジンセイばなし | コメント(3) | トラックバック(0) |
博蔵マンガと出合う
こねこちゃん以来、書いていなかったこの博蔵の人生バナシ。
予告では子供時代のほとんどを占めるものとの出会いが・・・・・と書きました。
まったくその通りで博蔵の社会にでるまでの人生ほとんどはこのために費やされていたと言っても過言ではないと思います。
それは、マンガ。
マンガとの出会いがその後の博蔵の人生を変えたのでした。
高校1年生くらいまでは本当に自分の将来は漫画家か画家、もしくはイラストレーターに違いないと信じて疑わなかったですから。

小さい頃から傾向的にはあったようです。
○本を読むのが好き。
○絵を描くのが好き。
この2点に好きな事が集約されていたような気がします。

マンガ。マンガと言えば今は雑誌やコミックの事ですが、私の幼い頃はアニメーションの事もマンガと言っていました。
ワタクシの5・6歳の頃見ていたマンガはジャングル大帝・オバケのQ太郎・パーマン・リボンの騎士・などなど・・・・・・
テレビでやっているアニメ=マンガだったのです。
どういうわけか母はマンガの本を読ませたくなかったらしく、小学校入学直前まで博蔵はマンガ雑誌の存在を知る事がなかったのでした。
なぜ気づかなかったんだ?
あんなに本屋に出入りしていたのに。
幼児向け学習雑誌みたいなものは知っていたのに。
きっと母が「子供には関係のない雑誌」とかなんとか入れ知恵をして誤魔化していたに違いない。

ある日、ワタクシは比較的近所に住む同じ年の友達の家に遊びに行きました。
彼女にはお姉さんがいるようでした。
そこで発見したのが確か「りぼん」。
むさぼるように読みましたよ。
そして頭を殴られたような衝撃が!
何だコレは!!世の中にこんな面白いものがあったのかー!!
あまりにも真剣に読み漁っていたもので帰りに2冊ほど貸してくれました。
それを持ち帰った私を見て確かに母は「しまった!」というような顔をしたと思います。
そんなにマンガを読ませたくなかったのか?
それからのワタクシのお小遣いのほとんどはマンガ雑誌を買う事につぎ込まれる事になったのです。
当時の少女マンガ雑誌は「りぼん」「なかよし」の2大月刊誌。
赤塚不二夫先生が少女マンガ書いてましたよ。
連載ものもあるし、読みたい読みきりもあるしでどちらを買うのか非常に悩みました。
弟が少し大きくなってからは彼は少年漫画週刊誌を購読していたのでそれも読みました。
 
あまりにもマンガ、アニメばかり見ているので母がしょっちゅう口を出すようになりました。
「マンガばっかり読んで!」と言うのと「同じものばかり見て何が面白い」が口癖でした。
しかし、絵の方は確実に良い影響があったようです。
それまではクレヨンで3頭身のお姫様とかばっかり書いていたのが、普通のプロポーションの人物を書こうとしたりして格段に進歩しました。
マンガを読んでいない時はマンガを描くと言ったような状況で、お陰で紙がいつも足りません。
使い終わったノートの隙間にマンガを書き込むワタクシ。
教科書の隅っこにパラパラマンガを書き込むワタクシ。
それ以外の時は空想にのめりこんでボーっとしているワタクシ。
まったくクレイジーな生活ぶりです。
こののめり込み方を母は心配していたのかもしれません。
しかしそんな母もコレだったら読んでもいいと買ってくれたコミックがありました。
それはあの手塚治虫先生の作品。
手塚治虫はちゃんとストーリーが有って勉強になるから良いというのが母の言い分でした。
他のマンガもそうなんだけど・・・・・・・・
そうしているうちに気が付いた事がありました。
そうです。自分でも書こうと思えばマンガが描ける(かも知れない)と言う事です。

こうして益々マンガにのめりこんでいく事になるのですが、次回の話はマンガにのめりこむワタクシでなくオルガンとワタクシの話。



【 2006/09/02 16:18 】

| 博蔵のジンセイばなし | コメント(3) | トラックバック(1) |
こねこちゃん
「こねこちゃん」とは、ニックネームとかでなく初めてのお気に入りの絵本のことです。

字はあまり書いていなくて、かわいい子猫の遊んだりする様子が書かれている本。
おそらく母親が選んで与えたと思うのですが理由は不明。
この本は博蔵が3歳の頃に買ってもらい擦り切れるくらい繰り返し読んだ絵本です。
どこかの何とか委員会とか、絵本の評論家とかに推薦されるような立派なものでもなく芸術的でもなく、ちょっと厚めの紙でできた今でも本屋さんに子供図鑑とか乗り物シリーズとかキャラクターものとかでよくあるタイプの絵本です。

1ページに大きな字で5・6行の短い文章がありました。
博蔵はコレとあいうえお表で字を覚えました。
この本の後なぜかいきなり小学生くらい向けの本を与えられましたが(漢字にはフリガナがふってあった)、誰かのお古だったのでしょうか?
小学校に上がる前に読んだ本で一番記憶に残っているのはこねこちゃん。
でも内容はイマイチよく憶えていない・・・・
毛糸で遊んでいて絡まっているこねこちゃん、お母さん猫に甘えるこねこちゃん・・・・
毎日、毎日こねこちゃん・・・
何がそんなに面白かったんでしょうか?

自由に字が読めるようになった博蔵にその後の子供時代の半分以上を占めるモノとの出会いが、もしかしたらこねこちゃんが原点かも。

次回は子供時代の大部分を占めたモノとの衝撃の出会い。
【 2006/07/13 20:48 】

| 博蔵のジンセイばなし | コメント(4) | トラックバック(0) |
ボイラーのおじさん
「ボイラーのおじさん」と呼ばれている人がいた。

彼がやってきたのは博蔵が引っ越してきてちょっとそこに馴染んできた頃。
ある日「てーへんだ、てーへんだ!!」みたいな感じで友達がぶっ飛んできた。
「建物の裏庭に知らないおじさんが寝ていて、そばに行くとちょうちょを捕まえて食べちゃったんだ!!」
と言うではありませんか。
そんなばかなー、と思いながらも皆でわーっと行ってみるとそこにはもう誰もいなかった・・・・・
「確かに見た」と友達は言い張るし、謎な事件としてしばらくが過ぎ去った。

実は独身寮の方には売店、男女別浴場、食堂などの施設があり、当然ボイラーも有ってそこの施設管理技師としてやってきたらしい。
彼自身も独身寮に住み、どうやら独り者のようでした。
作業着を着ていてヒゲ面で・・・・・自分たちの父親は普段スーツ姿。
ちょっと怖そうな人に見えましたが・・・・・
彼は大変な子供好きなようで、休み時間や休みの日には近所の子供たちと遊んでくれた。
ちょうちょ事件はどうやら子供の気を引こうと食べたフリをして見せたらしい。
ある時は子供を7・8人集めてその日使われていなかった浴場に連れて行ってくれたこともあります。
皆で大はしゃぎして泳いだり、水鉄砲で遊んだり楽しかったな。

博蔵ママが実はボイラーのおじさんは老けて見えるけどパパと年はあまり変わらないし、以前は結婚していて子供もいたらしいと聞きました。(どっから情報を仕入れてくるんだろ?)
大人って色々あるんだなーと思ったもんです。

次は何だ?
【 2006/07/03 22:56 】

| 博蔵のジンセイばなし | コメント(3) | トラックバック(0) |
社員寮での生活
今から考えると社員寮と言うところは特殊な環境だったかもしれません。(ホテル業界)

博蔵の住んでいた所は別棟に独身社員寮もあり家族社員寮は2棟ある結構大きなところでした。
住んでいる人の年代も様々で、独身寮は当然若いお兄さんお姉さんたち。
家族寮には若い新婚ほやほやの人もいればもうすぐ一軒家を新築する家や、果ては外国人シェフ家族も住んでいました。
子供の数も沢山で、赤ちゃんから中学生くらいまでの子供がごちゃごちゃ・・・。

博蔵が幼稚園に通いだした頃から困ったことがありました。
同じ幼稚園に通っている子たちが何人かいたのですが、その中の年子の兄弟にいじめられました。
通園バスで、その頃長かったおさげ髪をひっぱられる。(非常にイタイ)
少々の抵抗を試みても止めない。それが毎日。
良く気になる子やかわいい子は虐めるのよねー、とか言われてもやられてる方は本当にメイワクだしヤですから。
そりゃ小さい頃の博蔵はかわいらしい少女でしたが。

なので、自分の親に訴える訳ですが親も何も言えないんですよ。
なぜならそいつらの親が当時レストラン部門のコック長だったから。
年代近いけど超お偉いさんな訳で、自分の子供が一方的に虐められていても面と向かって抗議できない訳ですよ。
博蔵パパは転職したばっかりだからおそらくその頃はヒラ。
コック長の奥様、お子様においそれと文句は言えない気弱な博蔵ママ。
この辺が博蔵と全然似てないトコです。

コック長の奥様はやっぱり子供の目から見ても鼻に掛けたところがありましたね。
ダイヤの立て爪指輪を結婚記念日に買ってもらったと言って見せびらかしたり、奥様何人かを引き連れてホテルの美容室に行きネイルのサービスまで受け(当時は凄い贅沢)よゆーをひけらかすような。
よーするにヤな感じのオンナだった。
そんな感じでもなぜか母親同士は仲良くお付き合いをしていましたので、誰かの家で奥様たちは井戸端って子供たちはごっちゃに遊ばせると言う事も良くありました。
そんな時に事件を起こしました。
ええ、ワタクシが。

博蔵、トイレに行きたくなって行ったのは良いのですが、当時個室に鍵はついていましたが鍵を掛けてはいかんと親から言いつけられていましたので鍵をかけずに(水洗でしたが和式の)トイレに跨ったのでした。
するとヤツラが覗きに来たのです!
笑える状況ではありませんでした。
必死で止めて、と叫び母を呼びましたが助けは来ません!
その格好のまま身動き取れなくなっている私の目に入ったのはトイレの飾りに置いてあった小皿に入った小石。
当然自分を守るために博蔵はそれを掴んで(狙ってはいません。追い払うために)4・5個まとめて投げつけました。
それが運悪くエヘへーっと笑って覗いていたヤツラの弟の方の額に命中。
ヤツはぎゃー!と泣き喚きママのもとに一目散に逃げていった・・・・・・(ビビッた兄の方も)
心の中でガッツポーズを決めたのは言うまでもありません。
やった!やっつけたぜ!やればできるじゃん!!

用を足し終わって悠々と出て行ったところ、母親にこっぴどく怒られました。
女の子のクセに石を投げるなんて・・・・云々。
じゃあ、じゃあ、男の子のクセに嫌がる女の子のオシッコするところを覗くのはどうなんだよ!?
いつもしつこく女の子を虐めて泣かせてるのはどうなんだよ!?
不満バクハツ・・・・・

親は頼りにならない。
親同士のいないところで戦わねばならない、と固く心に誓ったのでした。

『社宅では、大人の上下関係が子供の上下関係にも影響する。』


次回も社員寮話だよ。
【 2006/06/29 21:20 】

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